今回Webサーバを構築するにあたって、人気の高いオープンソースの組み合わせである、OSにLinux(debian "etch")、WebサーバにApache2.2、データベースにMySQL5.0、プログラムにPHP5.2選択した。
それぞれのソフトの頭文字をとってLAMP(ランプ)と呼ばれることがある。
これまでに、それぞれの設定ファイルを設定してきた。特に、文字化けの問題があるので、utf-8を使用することを前提に設定している。このページでは、設定通り正常に動作するかどうかをテストをおこなう。

MySQLのパスワードの設定

1.mysqlコマンドで、rootユーザでログインする。


2.rootユーザの現在のパスワードを表示させる。
初期状態で、rootユーザのパスワードが設定されていない。


3.rootユーザのパスワードを設定する。


4.rootユーザのパスワードが設定されていることを確認する。


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LAMPのテスト方法

MySQL、PHP、Apacheが設定通り動作するか下記の内容で確認する。
1.MySQLに、データベースsample.dbを作成し、テーブルとしてaddressを作成する。
1.1.下記の表のNo1とNo2のデータは、mysqlコマンドで作成する。
1.2. No3とNo4のデータは、phpMyadminの入力画面から作成する。
2.いづれの方法の入力および表示でも、文字化けしないことを確認する。
3.PHPでプログラムを書き、addressテーブルを表示し、文字化けしていないことを確認する。


mysqlコマンドでデータベースを作成する

1.データベースsampledbを作成する。


2.データベースsampledbが作成されたことを確認する。


3.データベースsampledbを選択する。


4.テーブルaddressを作成する。


5.テーブルaddressが作成されたことを確認する。


6.作成されたテーブルaddressのフィールドを確認する。


7.No1とNo2のレコードをインサートする。


8.インサートしたレコードを表示させる。
正常に表示された。


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phpMyadminでMySQLを操作する

1.WebブラウザのURLにhttp://192.168.1.48/kanri/phpmyadmin/を入力し、phpMyadminのログイン画面を表示させる。


2.データベースsampldbを表示させる。
テーブルaddressは、MyISAM形式で作成されている。(my.cnfの設定通り)


3.テーブルaddressを表示させる。
mysqlコマンドでインサートしたレコードが正常に表示されていることを確認する。


4.テーブルaddressにレコードを追加する。


5.テーブルaddressにレコードを追加した結果を確認する。


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mysqlコマンドで一般ユーザを登録する

1.データベース「sampldb」のSELECT,INSERT,UPDATE,DELETE権限を持つユーザ'etch'を登録する。


2.ユーザ登録を有効にする。


3.ユーザ'etch'で、MySQLにログインする。


4.テーブルaddressを表示させる。
phpMyadminで入力したNo3とNo4のレコードが正常に表示されたことを確認する。


5.mysqlプロンプトを終了させる。


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1.データベースsampledbのテーブルaddressのレコードを表示させるPHPプログラムを、TeraPadで作成する。
プログラムの名称をsampledb.phpとした。htmlで表示させる文字形式を「utf-8」とする。


2.sampledb.phpを新規保存する時、文字コードUTF-8N、改行コード LF を選択する。
UTF-8とUTF-8Nの違いは、次ページの「UTF-8とUTF-8Nの違い」を参照して下さい。


3.①TeraPadで作成したsampledb.phpを、WinSCPとcpコマンドで、/var/www/にコピーする。
②WebブラウザでURL http://192.168.1.48/sampledb.phpを入力し、テーブルaddressが表示されるか確認する。

MySQLのデータベースに接続し、テーブル addressのページが正常に表示された。
これで、文字化けが発生しないで、LAMPが正常に機能していることが証明された。


次は、LAMPを使ってカウンターを制作します。

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